れうのひとりごつ

22歳。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)を患っています。

入院9日目

 

2024年11月21日

 

昨日の寝てる間の動悸が怖くて、あまりぐっすりと眠れなかった。

 

1時間おきに起きては寝るの繰り返し。

眠いけど寝れない。

 

午前10時、耳鼻科に呼ばれた。

一昨日のMRIの結果から、急性副鼻腔炎であることがわかった。

11/5の救急外来で撮ったCT画像では副鼻腔炎の兆候があるくらいで、副鼻腔に膿はそれほど溜まっていなかった。

しかし、今回のMRIで右の副鼻腔が膿で完全に真っ白になっており、前頭洞にも炎症が広がっていた。

好酸球の値はステロイドのおかげで1%未満に減っていた為、なんらかの感染症にかかった可能性が高いとのこと。

今日から抗生物質(アモキシシリン・オーグメンチン)が新入りに加わった。

しかし、オーグメンチンには副作用に好酸球増多がある。

また体調が芳しくならないといいのだが。

 

午前11時、心エコーの検査を受けに行った。

心臓にはまだ影響は出ていないとの事。

取り敢えず一安心。

 

12時頃、神経内科の先生が来た。

筋力量の低下や痺れ、麻痺が進行していないか確認を行う。

今のところ進行は止まっているらしい。

劇的な変化はまだ無さそうだ。

 

13時半、骨密度の検査を行った。

ステロイド薬は骨を作る細胞の働きを弱め、骨を吸収する細胞の働きを強めて骨を弱くする。

骨粗鬆症のリスクが高まるため、定期的に骨密度を測って様子を見なければならない。

我が国の骨粗鬆症の診断基準では、若年成人(20〜44歳)の骨密度の平均値を100%で表し、80%以上を「正常」、70〜80%を「骨量減少」、70%未満を「骨粗鬆症」と診断する。

現在は、なんと130%あるらしい。

日頃から牛乳や豆腐、魚をよく食べる習慣があってよかった。

 

14時半、昨日の続きで眼科を受診。

全ての検査を終えるまでに2時間半掛かった。

ハンフリー視野検査、眼球運動検査、アムスラーチャート検査、散瞳薬を用いた眼底検査、眼底カメラ検査が行われた。

眼底での出血や血管の詰まりは現状では無いとのこと。

ただ、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は目の症状が出ると急激に病状が悪化し、1~3日という短さで最悪の場合、失明に至ってしまう。

そのため、目の見え方の変化には常に気にかけておかねばならない。

 

17時過ぎ、朝から立て続けにあった検査も全て終わり、ようやく病室へ帰宅した。

 

今日は吐き気も熱も無く、比較的体調が優れていた。

20時、リハビリで何も掴まらずに歩く練習をした。

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入院してから1番歩いた。

病棟内を歩き回り、関節の痛みや痺れが増してきたら病室のベッドへ戻るの繰り返し。

 

今日の夜はぐっすり寝られるといいな。