れうのひとりごつ

22歳。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)を患っています。

入院32日目

 

2024年12月14日

 

AM6:12、隣の糞尿の匂いで目が覚めた。最悪の起床。

起き上がって部屋に充満した匂いを嗅ぐのも苦なので、もう一度布団に潜る。

 

午前7時半、看護師さんに起こされる。

1ヶ月以上ぶりに7時台に起きた。

看護師さんに起こされるまで寝れていたことが、ただただ嬉しかった。

 

なんだか口の中が痛い。

口の中にスマホのライトを当てて鏡を見ると、口内炎が口いっぱいに広がっている。

それは痛いわけだ。

エンドキサンで免疫力が更に低下するため、口内炎が出来やすいことは予め知らされていた。

まさかこんなにできるとは、、、

アムホテリシンBシロップと、うがい薬のアズノールが夜から処方される。

アムホテリシンBは重症の全身性真菌感染症の治療に欠かせない薬剤。カンジダ血症やアスペルギルス症、クリプトコッカス髄膜炎などの生命を脅かす感染症に対して高い有効性を示す。 免疫不全患者における予防投与や経験的治療においても重要な役割を果たす。

どちらも変な味なので飲みたくない。

 

午前10時、隣の病室内で電話する、問題の婆が別の病室へ左遷された。

長い戦いが終わった。

やっと平和が戻ってくる。

 

午前11時、シャワーを浴びて昼食を取り、売店へ向かう。

またいつものようにMOWのバニラ味を頼んだ。

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病室へ帰って、医療費やらの申請書類を書いて郵送準備を進める。

14時半にメッセンジャーが来るので、それまでには終わらせたいところ。

MOWを呑気に嗜んでいる場合ではなかったと後悔しつつも、何とか間に合った。

 

14時半、先週と同じく母と近所のおばさんが面会に来てくれた。

朝はメンタル・体調ともに死んでいたが、お昼前から回復してきた。

母がまた何か言ってくる前にすぐ逃げられるよう、予め対策を講じておく。

母には薬に関する、薬剤師さんから貰った書類を読ませておいて、その間におばさんとお喋りを楽しんだ。

母がまた何か嫌な事を言ってきそうな予感を察知すると、リハビリの時間だから(本当は土日は無いのだが)と病室へ帰る。

事なきを得た。

横で普通に面会している患者さんが羨ましく思えてくる。

何で''親''なのに''フツウ''の会話が出来ないのだろうか。

これが親ガチャ外れの宿命なのか。

 

病室へ帰ってからは、茶をしばきながらゆっくりと過ごしていた。

しかし、平和な時間はそう長くは続かない。

大部屋での面会は禁止されている。にも関わらず、先週の土曜日も病室内に立ち入らないようにと忠告された男性がまた入ってきた。

補聴器をつけているので、お声が大変大きい。

AirPodsノイズキャンセリングをONにして音楽を聴いていても貫通してくる。

また看護師さんがガツンと注意してくれた。

来週にはまた振り出しに戻りそうな予感はするけれども。

 

18時、主治医がきてれた。

今日は救急外来の担当で忙しかったらしい。

インフルエンザがかなり多いのだとか。病棟では外部との接触は少ないとはいえ、免疫力が下がっているので感染対策はしっかり行うようにと言われた。

最後に、いつものように手足の動作確認を行う。

今日は『サターン』、聴きながら帰るよ〜

そう言って、病室を後にした。

サターンは1番好きな曲だ。ものすごく嬉しかった。

サターン

サターン

  • ずっと真夜中でいいのに。
  • ロック
  • ¥255

 

例のロフラゼプの個数について、副師長さんに相談してみた。

やはり、話を聞く限り飲み忘れや紛失などではなく、12/12の残数のカウントミスである可能性が高いらしい。

薬のカウントを行った受持看護師に確認を入れてみるとの事。

 

1日27錠に加えて吸入薬やシロップ、うがい薬もある。

その為、飲み間違え・忘れがあってもすぐに気づけるよう、いつ何を飲んだか写真に撮って記録している。

写真では飲んでいることが確認できるのに、残数が合わないと言われて、ずっとモヤモヤしていた。

それが他の看護師さんに話せて、気持ちの鬱々しさが少し晴れた。

 

消灯時間を過ぎると、852号室からは80歳の爺の魂の叫びが聞こえてくる。死期でも近いのだろうか。

 

夜景と西から東へ動いてゆく雲を見ながら考える。

外はものすごく寒いんだろな、、、

でも、早く外に出て色んなところに行きたいな、、、

この灯りの中ではみんなあったかい生活を送ってるんだろうな、、

今月もまた帰ることの無い家に家賃を払わないと行けないのか、、、

 

思わずため息がでる。

病気も何も無い、元の日常に戻りたい。