れうのひとりごつ

22歳。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)を患っています。

入院16日目

 

2024年11月28日

 

今日は4時間くらいぐっすり眠れた。

眠剤ブロチゾラムを22時から0時に服用時間をずらしたのが良かったのかもしれない。

 

体調もすぐれており、体温も平熱。

昨日までの塞ぎ込んだ気持ちが嘘のように晴れ、気分の高揚が見られる。

躁転したようだ。

 

起きてから朝食が配膳されるまでの間、直近の出来事を写真やブログを読み返してリロードする。

 

朝食には珍しい、ミネストローネが出た。

体が温まって美味しい。

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味噌汁は嚥下障害のため、まだむせてしまう。

食後にアールグレイを飲んだが、生理食塩水の味がした。

 

朝食を終え、前の病棟をまた散歩していると、以前慰めてくれた看護師さんに出会った。

低迷していた気分が回復したことを伝える。

看護師さんの屈託の無い笑顔に癒された。

 

午前9時過ぎ、脳神経内科の先生が来た。

入院初期は出来なかったつま先立ちも出来るようになった。

筋力がどんどん戻ってきている。

 

右顔面の麻痺も改善してきた。

右側だけ半開きだった口も閉じられるようになる。

血液検査の結果も、好酸球は0.4%で炎症反応も無い。順調である。

 

交感神経の働きがすごく活発になっている。

常にそわそわして、何か作業をしていないと落ち着かない。

 

ステロイドの副作用で無性に空腹感を覚え、ご飯を食べた直後でもまた何かを食べたくなる。

常にお腹が空いて仕方がない。

院内のいつもの売店へ向かう。

店員さんがガチャガチャのキーホルダーをくれた。

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↑ご好意で2つも頂いた。とてもかわいい。

本当はボールチェーンの商品なのに、無くした時ショックだからと、落としにくいカニカンに付け替えてくれた。

嬉しくて、病室に帰るなりすぐにトートバッグに取り付けた。

 

お昼ご飯の後、シャワーを浴びた。

病室に戻り、SABONのボディクリームを塗っていると、配茶担当のマダムからとてもいい匂いでほっこりするとお褒めの言葉を頂いた。

 

なんだか今日は僥倖に恵まれていた。

 

16時、眼科に呼ばれた。

特に以前の結果と変わりはないとの事。

1週間後の12/5にまた様子を見る。

 

今日は躁状態だったが、明日にはまた鬱転してしまうかもしれない。

また来るかもしれない鬱状態に怯えながら、そっと布団を体にかけた。